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生化
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せいくわ
ふりがな文庫
“
生化
(
せいくわ
)” の例文
さて
奇
(
き
)
なる事は、
河
(
かは
)
の
広
(
ひろ
)
き
場
(
ば
)
にてかれ
鮞
(
こ
)
を
産
(
うみ
)
おきたる所
洪水
(
こうずゐ
)
などにて
瀬
(
せ
)
かはりて
河原
(
かはら
)
となりしが幾とせたちても
産
(
うみ
)
たる子
腐
(
くさら
)
ず、ふたゝび瀬となればその子
生化
(
せいくわ
)
して
鮏
(
さけ
)
となる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一年
(
ひとゝせ
)
我
(
わ
)
が
住
(
す
)
む所の
在
(
ざい
)
にて
魚野
(
うをの
)
川のほとりに住む人、井を
掘
(
ほり
)
しに
鮞
(
はらゝご
)
の腥なるをほりいだせし事ありしと、
友人
(
いうじん
)
がかたりき。
鮞
(
はらゝご
)
の
生化
(
せいくわ
)
するを
漁師
(
れふし
)
のことばにはやけるともみよけるともいふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“生化”で始まる語句
生化学