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瓦燈口
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かとうぐち
ふりがな文庫
“
瓦燈口
(
かとうぐち
)” の例文
新字:
瓦灯口
何という特徴もない十二畳部屋であったが、ふと、床間の壁を見ると、そこに掛けてあった大幅の
懸物
(
かけもの
)
が下に落ちていて、茶席の
瓦燈口
(
かとうぐち
)
に似た切抜穴が、洞然と暗い口を開いている——
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大仏の姿が屋根にも
囲
(
かこい
)
にもなるが、内側では胎内
潜
(
くぐ
)
りの仕掛けにして
膝
(
ひざ
)
の方から登って行くと、左右の
脇
(
わき
)
の下が
瓦燈口
(
かとうぐち
)
になっていて
此所
(
ここ
)
から一度外に出て、
印
(
いん
)
を結んでいる仏様の手の上に人間が出る。
幕末維新懐古談:63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
瓦
常用漢字
中学
部首:⽡
5画
燈
部首:⽕
16画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“瓦”で始まる語句
瓦斯
瓦
瓦解
瓦礫
瓦斯燈
瓦葺
瓦屋根
瓦町
瓦版
瓦斯煖炉