“瓦灯口”のいろいろな読み方と例文
旧字:瓦燈口
読み方割合
がとうぐち50.0%
がんどうぐち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瓦灯口がとうぐちの襖がしずかに引きあけられて、しきいぎわに、十七八の、眼のさめるような美しい腰元がしとやかに手をつかえた。
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
内側では胎内くぐりの仕掛けにして膝の方から登って行くと、左右の脇の下が瓦灯口がんどうぐちになっていてここから一度外に出て、印を結んでいる仏様の手の上に人間が出る。