瓦灯口がとうぐち)” の例文
旧字:瓦燈口
瓦灯口がとうぐちの襖がしずかに引きあけられて、しきいぎわに、十七八の、眼のさめるような美しい腰元がしとやかに手をつかえた。
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)