瑠璃草るりそう)” の例文
コン吉とタヌが次の朝起きて見ると、ドアの前にドロ山の険しいみねに生えている輝やくばかりの見事な瑠璃草るりそうが十六束置かれてあった。
しわ寄った赤味がかった小さな顔をして、人のよさそうな青い眼は、やや色せた瑠璃草るりそうのようにごく蒼白あおじろかった。
しわのよった小さな顔は赤みがかって、人のよさそうなあおいろのさめかけた瑠璃草るりそうのような色合いろあいだった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)