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片布
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きれ
ふりがな文庫
“
片布
(
きれ
)” の例文
食人肉人種の子孫 さてその死骸を
被
(
おお
)
うて行ったところの
片布
(
きれ
)
その他の物は
御坊
(
おんぼう
)
が貰います。その
御坊
(
おんぼう
)
は俗人であってその仕事を僧侶が手伝うのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
猿轡
(
さるぐつわ
)
と申して口の中へ何か小さい
片布
(
きれ
)
を押込み、其の上を手拭にて堅く
結
(
しば
)
り、島田髷はガックリと横に曲り、涙が伝わって襦袢の半襟が濡れて居りまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一同が順々に京子の脣へ水を
濡
(
ぬ
)
つてから、顏へ白い
片布
(
きれ
)
を掛け、白い屏風を立て廻らして、枕元の小机には、水と鹽と
洗米
(
あらひよね
)
とを盛つた
土器
(
かはらけ
)
を置き、細い燈明の火がチラ/\してゐた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片足