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燕枝
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えんし
ふりがな文庫
“
燕枝
(
えんし
)” の例文
ただ落語家の
燕枝
(
えんし
)
の弟子であったとか
博徒
(
ばくと
)
の子分であったとか
饗庭篁村
(
あえばこうそん
)
氏の書生であったとかいう事のみが伝えられていた。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
小勝が落語協会の巨頭で、今の左楽、先代
燕枝
(
えんし
)
、華柳、先々代柳枝、先代助六、先代今輔、先々代正蔵、先代圓生、当代文治が
睦
(
むつみ
)
会に参加していた。
わが寄席青春録
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
明治年代、西洋人情噺を
以而
(
もって
)
、よく大
円朝
(
えんちょう
)
、初代
燕枝
(
えんし
)
に
拮抗
(
きっこう
)
したる存在に、英国人の落語家快楽亭ブラックがあった。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
落語家の
燕枝
(
えんし
)
がわたしの傍にいて「あれはどうです。」と感嘆の溜息をつきながら
囁
(
ささや
)
いたが、わたしもただ「むむう。」と言ったばかりで、おなじく感嘆のため息をついた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
燕
漢検準1級
部首:⽕
16画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
“燕”で始まる語句
燕
燕麦
燕尾服
燕子花
燕尾
燕雀
燕返
燕人
燕青
燕王