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照栄
ふりがな文庫
“照栄”の読み方と例文
読み方
割合
てりは
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てりは
(逆引き)
幕は
揚
(
あが
)
った。
揚幕
(
あげまく
)
の霞を
出
(
い
)
づる、玉に
綾
(
あや
)
なす姿とともに、天人が見はるかす、松にかかった舞台の羽衣の
錦
(
にしき
)
には、脈打つ血が通って、おお空の富士の雪に
照栄
(
てりは
)
えた。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
南無三宝
(
なむさんぽう
)
! 私は恥を言おう。露に
濡羽
(
ぬれば
)
の烏が、月の
桂
(
かつら
)
を
啣
(
くわ
)
えたような、
鼈甲
(
べっこう
)
の
照栄
(
てりは
)
える、
目前
(
めのさき
)
の島田の黒髪に、魂を奪われて、あの、その、旅客を忘れた。旅行案内を忘れた。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
照栄(てりは)の例文をもっと
(2作品)
見る
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
“照”で始まる語句
照
照々
照覧
照射
照葉
照添
照映
照降町
照準
照日