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無駄遣
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むだづか
ふりがな文庫
“
無駄遣
(
むだづか
)” の例文
年を取ってから先の事はいつでも考えている。だから、お前の稼ぎは今までだって
一厘一銭
(
いちりんいっせん
)
だって
無駄遣
(
むだづか
)
いをした事はないだろう。それァお前もよく知っているはずだ。なアお千代。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「全く、この頃の若い人よりか却ってお母さん達の方が
無駄遣
(
むだづか
)
いをされますわ」
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
固
(
もと
)
より
余所
(
よそ
)
外
(
ほか
)
のおぼッちゃま方とは違い、親から仕送りなどという
洒落
(
しゃれ
)
はないから、
無駄遣
(
むだづか
)
いとては一銭もならず、また
為
(
し
)
ようとも思わずして、
唯
(
ただ
)
一心に、
便
(
たより
)
のない一人の母親の心を安めねばならぬ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“無駄”で始まる語句
無駄
無駄口
無駄骨
無駄話
無駄死
無駄費
無駄骨折
無駄飯
無駄足
無駄鳥