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烏貝
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からすがい
ふりがな文庫
“
烏貝
(
からすがい
)” の例文
たまさかに参詣の旅人をのせてくる村の人は
芝蝦
(
しばえび
)
や
烏貝
(
からすがい
)
といっしょにこの寒村のつまらぬ名物のひとつとして私の話をするのであろう。
島守
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
烏貝
(
からすがい
)
の酢味噌で酒を飲み、六十五銭の勘定払って安いもんやなと、カフェ「一番」でビールやフルーツをとり、肩入れをしている女給にふんだんにチップをやると
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
日本は
四方
(
しほう
)
海に囲まれているから海の
幸
(
さち
)
は利用し
尽
(
つく
)
している
筈
(
はず
)
だが、たった一つフランスに負けていることがある。それは
烏貝
(
からすがい
)
がフランス
程
(
ほど
)
普遍的な食物になっていないことだ。
異国食餌抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
貝
常用漢字
小1
部首:⾙
7画
“烏”で始まる語句
烏
烏帽子
烏賊
烏滸
烏合
烏瓜
烏羽玉
烏有
烏丸
烏金