為無せな)” の例文
白砥しらと小新田をにひた山のる山のうら枯れ為無せな常葉とこはにもがも」(巻十四・三四三六)等がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なやましけ人妻ひとづまかもよぐ船の忘れは為無せないやひ増すに (同・三五五七)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)