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為尽
ふりがな文庫
“為尽”の読み方と例文
読み方
割合
しつく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しつく
(逆引き)
如何なる不遇の詩人も、爾の懐に憂を
遣
(
や
)
ることが出来る。あらゆる
放浪
(
ほうろう
)
を
為尽
(
しつく
)
して行き処なき蕩児も、爾の懐に帰って安息を見出すことが出来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
新聞記者としてアラン限りの悪い事を
為尽
(
しつく
)
した
揚句
(
あげく
)
、大正十一年の下半期に到って、東京中の新聞社からボイコットを喰った上に、警察という警察
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
其間
(
そのあいだ
)
にも酒や
博奕
(
ばくち
)
や女狂いや、悪い道楽は何でも
為尽
(
しつく
)
した。
斯
(
こ
)
うなると、二人が仲にも温かい春の続こう筈はない。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
為尽(しつく)の例文をもっと
(5作品)
見る
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
尽
常用漢字
中学
部首:⼫
6画
“為”で始まる語句
為
為事
為方
為替
為人
為様
為体
為合
為来
為業
“為尽”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
二葉亭四迷
蒲原有明
夢野久作
岡本綺堂