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為切
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しきり
ふりがな文庫
“
為切
(
しきり
)” の例文
旧字:
爲切
細君の部屋には、
為切
(
しきり
)
の
唐紙
(
からかみ
)
四枚の内二枚が
塞
(
ふさ
)
がるやうに、
箪笥
(
たんす
)
が据ゑてあつて、その箪笥の方に寄せて青貝の机が置いてある。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
六時を
境
(
さかひ
)
にして昼夜の花に
為切
(
しきり
)
がつく、お糸さんは決して六時前にはあちらへ案内をしなかつた。客にむだなおあしを使はせないやうに考へてるからである。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
長老様の仰せですが、ちよつと贄卓のある
為切
(
しきり
)
まで御足労を願ひたいと云つたのである。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
銀行の門口は
為切
(
しきり
)
がして
開
(
あ
)
けてある。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“為”で始まる語句
為
為事
為方
為替
為人
為様
為体
為合
為来
為業