トップ
>
灰銀
>
かいぎん
ふりがな文庫
“
灰銀
(
かいぎん
)” の例文
その正面こそ大同電力の白い白いダム
堰堤
(
えんてい
)
である。古典的の
幽邃
(
ゆうすい
)
と
奇峭
(
きしょう
)
とはここに変転して、近代の白と
灰銀
(
かいぎん
)
との一大コンクリート風景を
顕現
(
けんげん
)
する。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
天蓋
(
てんがい
)
の、
華鬘
(
けまん
)
の、
金襴
(
きんらん
)
の帯の、雲の幾流は、
緋
(
ひ
)
になびき、なびきて朱となり、
褪紅
(
たいこう
)
となり、
灰銀
(
かいぎん
)
をさえ
交
(
まじ
)
えたやわらかな毛ばだちの
樺
(
かば
)
となり、また葡萄紫となった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
“灰”で始まる語句
灰色
灰
灰汁
灰燼
灰吹
灰神楽
灰汁桶
灰白
灰白色
灰塵