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潮焦
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しおや
ふりがな文庫
“
潮焦
(
しおや
)” の例文
織田軍の船手方、九鬼家の家臣といえば、みな
潮焦
(
しおや
)
けのした顔に
鯔
(
ぼら
)
のような眼を持って、歯ばかり白いさむらいばかり多い。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉がまだ子どもの頃だった天文年間には、もう
和寇
(
わこう
)
はだいぶ
下火
(
したび
)
になっていた。けれど昔を語る
潮焦
(
しおや
)
けのした老人は、まだたくさん田舎に生きていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
店者風
(
たなものふう
)
の
由造
(
よしぞう
)
、
東条隼人
(
とうじょうはやと
)
と呼ばれる侍、
十徳
(
じっとく
)
の老人、
為
(
ため
)
という若者、それに
甲比丹
(
かぴたん
)
の三次、中でも三次は、
潮焦
(
しおや
)
けのした皮膚に眼の鋭いところ
隼
(
はやぶさ
)
という感じがする。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
潮
常用漢字
小6
部首:⽔
15画
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“潮”で始まる語句
潮
潮来
潮騒
潮時
潮風
潮水
潮來
潮吹
潮干
潮汐