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滄州
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そうしゅう
ふりがな文庫
“
滄州
(
そうしゅう
)” の例文
庸
乃
(
すなわ
)
ち呉傑、平安をして西の方
定州
(
ていしゅう
)
を守らしめ、徐凱をして東の方
滄州
(
そうしゅう
)
に
屯
(
たむろ
)
せしめ、自ら徳州に
駐
(
とど
)
まり、
猗角
(
きかく
)
の勢を
為
(
な
)
して
漸
(
ようや
)
く燕を
蹙
(
しじ
)
めんとす。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「兄弟。名残りは尽きないが、明日はもう
滄州
(
そうしゅう
)
でまえの近県に入るそうだ。今夜はひとつ、別れの思いを
酌
(
く
)
み合おう」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「かたじけない」と、宋江はしばし
頸
(
うなじ
)
を垂れて——「どこといって、さし当り
確
(
かく
)
たるあてもないが、思いうかぶのは第一に
滄州
(
そうしゅう
)
の名士、
小旋風
(
しょうせんぷう
)
柴進
(
さいしん
)
」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それは、願ってもない場所。ぜひ行ってみたいが、しかしどうして、
滄州
(
そうしゅう
)
の街道口をうまく脱出できましょうか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“滄州”の解説
滄州(そうしゅう)は、中国にかつて存在した州。南北朝時代から民国初年にかけて、現在の河北省滄州市および山東省浜州市一帯に設置された。
(出典:Wikipedia)
滄
漢検1級
部首:⽔
13画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“滄”で始まる語句
滄海
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滄海原
滄洲
滄溟
滄
滄洲翁
滄桑五十載