“定州”の読み方と例文
読み方割合
ていしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定窯ていようといえば少し骨董好きの人なら誰でも知っている貴い陶器だ。そうの時代に定州ていしゅうで出来たものだから定窯というのである。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ばかっ。都へなど、使いを立てていたひには間にあうものか。ここの定州ていしゅう(河北省・保定・正定の間)の太守へだ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
定州ていしゅう騎兵きへい衝突しょうとつ、軍事公債応募者の好況、わが艦隊の浦塩うらじお攻撃、旅順口外こうがいの激戦、臨時議会の開院、第二回閉塞運動、広瀬中佐の壮烈なる戦死、第一軍の出発につれて第二軍の編制
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)