“溶溶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようよう50.0%
よう/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女の体をんでしまった大川おおかわの水は、何のこだわりもないようにぼかされた月の光の下を溶溶ようようとして流れた。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
セエヌは常にあゐを湛へて溶溶よう/\と流れて居るが、テエムスは何時いつも甚だしく濁つてせはさうである。かれが優麗なルウヴル宮やトロカデロの劇場を映すのに対して、これは堅実な国会パリヤマンの大建築を伴つて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)