“深所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんじょ50.0%
ふかみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、もうトップリと日が暮れて、猫のひとみに似た二日月ふつかづきが、水の深所しんじょに澄んでいた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お父様の髑髏どくろで作ったところの、髑髏の盃を取り出して、木曽川の深所ふかみともえふちに、沈んでいるお父様の死骸なきがらへつなぎ合わせて、お上げしなければならない
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)