“深底”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんてい50.0%
ふかぞこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつ良人りょうじんが余の心の深底しんていを悟らん時もありぬべし、貞婦の心の一念よりして彼の改むる時もやあらむ、最終まで忍ぶものは幸なり、余も余の神の助にて何をか忍び得ざらんや。
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
紙入かみいれけたら、三千代につた旅行費の余りが、三折みつをり深底ふかぞこの方にまだ這入つてゐた。代助は乗車券を買つたあとで、札の数を調べて見た。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)