深底しんてい)” の例文
何時いつ良人りょうじんが余の心の深底しんていを悟らん時もありぬべし、貞婦の心の一念よりして彼の改むる時もやあらむ、最終まで忍ぶものは幸なり、余も余の神の助にて何をか忍び得ざらんや。
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)