“涼船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すずみぶね50.0%
すゞみぶね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折から貸ボート屋の桟橋さんばしにはふなばたに数知れず提燈ちょうちんを下げた涼船すずみぶねが間もなくともづなを解いて出ようとするところらしく、客を呼込む女の声が一層甲高かんだか
吾妻橋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
をしへけるにぞ吉之助承知して其後そののち又々涼船すゞみぶね花火はなび見物けんぶつの時六之助同道どうだうにて吉原へ行き蓬莱屋ほうらいやと云ふ六之助が馴染なじみの茶屋へ上りけるに吉之助は傳兵衞がをしへはこゝなりと女房にようばうむすめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)