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涜職
ふりがな文庫
“涜職”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とくしょく
82.4%
とくしよく
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくしょく
(逆引き)
部下の不正行為を
煽動
(
せんどう
)
して、ますます松浦屋を窮地に落させた、いわば
涜職
(
とくしょく
)
事件の
首魁
(
しゅかい
)
といってもいい人物なのであった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
父の宗城伊十郎は越前家の勘定方に勤めていたが、重役に
涜職
(
とくしょく
)
問題が起こったとき、その責任を負わされて退身した。
月の松山
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
涜職(とくしょく)の例文をもっと
(14作品)
見る
とくしよく
(逆引き)
講和問題、新婦新郎、
涜職
(
とくしよく
)
事件、死亡広告——私は隧道へはいつた一瞬間、汽車の走つてゐる方向が逆になつたやうな錯覚を感じながら、それらの索漠とした記事から記事へ
殆
(
ほとんど
)
機械的に眼を通した。
蜜柑
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
例の
涜職
(
とくしよく
)
議員の公判記録を読んでみると、ある議員などは、自分で自分の
附会
(
こじつけ
)
た議論に感心して、洋服を盗んだ
黒人
(
くろんぼ
)
のやうに、涜職事件を、
結局
(
つまり
)
は政事家らしい行動とでも思つてゐるらしく見られる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
涜職(とくしよく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“涜職”の意味
《名詞》
涜 職(とくしょく)
職を汚すこと。
(出典:Wiktionary)
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
“涜職”の関連語
疑獄
瀆職
“涜職”で始まる語句
涜職事件
涜職者
検索の候補
涜職事件
涜職者
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佐藤紅緑
三上於菟吉
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宮本百合子