トップ
>
涜職
>
とくしよく
ふりがな文庫
“
涜職
(
とくしよく
)” の例文
講和問題、新婦新郎、
涜職
(
とくしよく
)
事件、死亡広告——私は隧道へはいつた一瞬間、汽車の走つてゐる方向が逆になつたやうな錯覚を感じながら、それらの索漠とした記事から記事へ
殆
(
ほとんど
)
機械的に眼を通した。
蜜柑
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
例の
涜職
(
とくしよく
)
議員の公判記録を読んでみると、ある議員などは、自分で自分の
附会
(
こじつけ
)
た議論に感心して、洋服を盗んだ
黒人
(
くろんぼ
)
のやうに、涜職事件を、
結局
(
つまり
)
は政事家らしい行動とでも思つてゐるらしく見られる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
講和問題、新婦新郎、
涜職
(
とくしよく
)
事件、死亡広告——私は隧道へはいった一瞬間、汽車の走っている方向が逆になったような錯覚を感じながら、それらの
索漠
(
さくばく
)
とした記事から記事へ
殆
(
ほとんど
)
機械的に眼を通した。
蜜柑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“涜職”の意味
《名詞》
涜 職(とくしょく)
職を汚すこと。
(出典:Wiktionary)
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
“涜職”で始まる語句
涜職事件
涜職者