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海酸漿
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うみほおずき
ふりがな文庫
“
海酸漿
(
うみほおずき
)” の例文
丹波鬼灯
(
たんばほおずき
)
、
海酸漿
(
うみほおずき
)
は
手水鉢
(
ちょうずばち
)
の
傍
(
わき
)
、大きな
百日紅
(
さるすべり
)
の樹の下に風船屋などと、よき所に陣を敷いたが、鳥居外のは、気まぐれに山から出て来た、もの売で。——
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
海酸漿
(
うみほおずき
)
のようにふっくらとしていて、髪の間から見える膚の色がきれいである。目があまりに大きいことだけはそれほど品のよいものでなかった。そのほかには少しの欠点もない。
源氏物語:28 野分
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
しまっておいた
簾
(
すだれ
)
が、また井戸端で洗われるような時節で、
裾
(
すそ
)
をまくっておいても、お尻の寒いようなことはなかった。お庄は薄暗くなった
溝際
(
みぞぎわ
)
にしゃがんで、
海酸漿
(
うみほおずき
)
を鳴らしていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人