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海床
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かいしょう
ふりがな文庫
“
海床
(
かいしょう
)” の例文
その日は、事によると僕はタスカロラ
海床
(
かいしょう
)
のすっかり北のはじまで行っちまうかも知れないぜ。今日もこれから一寸向うまで行くんだ。僕たちお友達になろうかねえ。
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
またタクラマカンの死の荒野の東、ロプ
海床
(
かいしょう
)
を越え、
乾上
(
ひあが
)
った海底に残る竜宮城の廃墟のまぼろしを
眼
(
ま
)
のあたりに見ながら、玄奘は印度からの帰途を急いだことであろう。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
昨日まで丘や野原の空の底に
澄
(
す
)
みきってしんとしていた風どもが今朝夜あけ方
俄
(
にわ
)
かに
一斉
(
いっせい
)
に斯う動き出してどんどんどんどんタスカロラ
海床
(
かいしょう
)
の北のはじをめがけて行くことを
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その時丁度北のタスカロラ
海床
(
かいしょう
)
の上では、別に大きな逆サイクルホールがある。両方だんだんぶっつかるとそこが
梅雨
(
つゆ
)
になるんだ。日本が丁度それにあたるんだからね、仕方がないや。
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人