活神様いきがみさま)” の例文
ある日、彦麿はじめ二、三の内弟子が翁の家に集まって、「先生は実に活神様いきがみさまだ」と話しながら食事していると、給仕の下女がにわかに泣き出したというのである。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今更いまさら申上もうしあぐるまでもなく、皇孫命様こうそんのみことさまをはじめたてまつり、直接ちょくせつそのお指図さしずもとにおはたらあそばす方々かたがたいずれも活神様いきがみさま……つまり最初さいしょからこちらの世界せかいどおしの自然霊しぜんれいでございます。