注連縄しめ)” の例文
旧字:注連繩
そこが弟橘姫様おとたちばなひめさま日頃ひごろこのみの御修行場ごしゅぎょうばで、洞窟どうくつ入口いりぐちにはチャーンと注連縄しめられてりました。むろん橘姫様たちばなひめさまはいつもここばかりに引籠ひきこもってられるのではないのです。
『ばかあ云え。おれの体には、注連縄しめが張ってある』
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
磐が根に注連縄しめひきはり
第二海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)