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決闘
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はたしあい
ふりがな文庫
“
決闘
(
はたしあい
)” の例文
玄一郎は風呂舎で湯に浸りながら、彼女が明日の
決闘
(
はたしあい
)
を聞いたのだと思った。そのほかに思い当ることはなかった。
いさましい話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「上尾街道では林蔵の方から、親分に
決闘
(
はたしあい
)
を申し込んだはず。今度はこっちから申し込んだ方が」
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
山「さア馬にお乗んなさい、それでは果し合う事が出来ん、
併
(
しか
)
し此の
決闘
(
はたしあい
)
は私の方で望んだわけではござらんから、
其方
(
そちら
)
で
退
(
ひ
)
くなら退きも
為
(
し
)
ようが、早く
否応
(
いやおう
)
の返答を承わりたい」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
日ごと夜ごとに和佐保へ出て行き湯水のように
蒔
(
ま
)
き散らし、右衛門めの男振りと、この紋十郎の金の力と、どっちが勝つか
決闘
(
はたしあい
)
じゃと、えらく買い
煽
(
あお
)
っているということじゃ
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
母や妹を寝かした
後
(
あと
)
で、
細々
(
こま/″\
)
と
認
(
したゝ
)
めました
遺書
(
かきおき
)
二通、一本はお蘭の
許
(
もと
)
へ、一本は母へ宛て、
封目
(
ふうじめ
)
を固く致した山三郎、其の翌晩小原山と申す山の原中に出まして粥河圖書と
決闘
(
はたしあい
)
を致しまするお話
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「
決闘
(
はたしあい
)
か? そうであろう!」
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“決闘”の解説
決闘(けっとう、en: duel )とは、名誉の獲得・回復、紛争の解決、恨みを晴らすなどの目的で当事者双方が同意して、あらかじめ了解し合ったルールに基づいて行う闘争のことをいう。「果合(はたしあい)」と同義である。不良少年による俗語は「タイマン」(一対一の喧嘩から)。
(出典:Wikipedia)
決
常用漢字
小3
部首:⽔
7画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“決闘”で始まる語句
決闘状
決闘目
決闘眼