決死けっし)” の例文
当時決死けっしの士を糾合きゅうごうして北海の一隅いちぐうに苦戦を戦い、北風きそわずしてついに降参こうさんしたるは是非ぜひなき次第しだいなれども、脱走だっそうの諸士は最初より氏を首領しゅりょうとしてこれをたの
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
あとから、おまえ一人ひとりれると、ほかのもののもうゆるさなくてはならぬ。」と部隊長ぶたいちょうは、言葉ことばにそういいながら、いずれおとらぬ忠勇ちゅうゆう決死けっしの、兵士へいし精神せいしん感心かんしんしました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)