トップ
>
水独楽
>
みずごま
ふりがな文庫
“
水独楽
(
みずごま
)” の例文
どうしたのかとちゅうまで
霧
(
きり
)
を
散
(
ち
)
らしてきたその
水独楽
(
みずごま
)
、かれの手へは
帰
(
かえ
)
らずに、
忽然
(
こつぜん
)
と、どこかへ見えなくなってしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれがこの
水独楽
(
みずごま
)
を愛すること、
竹童
(
ちくどう
)
がかの
火独楽
(
ひごま
)
をつねに大事にするのと
愛念
(
あいねん
)
において少しもかわりはないのであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やらないとはいわない。この青い
水独楽
(
みずごま
)
は、すなわちおまえにあげようと思って、とうから考えていたくらいなのだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お隣を見ると
脂粉
(
しふん
)
の娘が、金糸と銀糸にかがられた若衆姿で、槍流しの
水独楽
(
みずごま
)
とか何とかをはやし、むしろの陰の鳴り物では、今たけなわと思われます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
独
常用漢字
小5
部首:⽝
9画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶