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気禀
ふりがな文庫
“気禀”の読み方と例文
読み方
割合
きひん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きひん
(逆引き)
もし日本の土地が、甘美な、哀愁に充ちた抒情詩的気分を特徴とするならば、同時にまたそれを日本人の
気禀
(
きひん
)
の特質と見ることもできよう。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
こういいたげにやや
厚手
(
あつで
)
の、それでいて醜くない立派な口、金持ちの証拠に耳たぶが厚く、詩人的
気禀
(
きひん
)
があるからであろう、額が広く光がある。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
画面からうける気魄、筆触から出ている
気禀
(
きひん
)
、申しぶんのないものだ。いいものをきょうは見た。そういって翁は帰った。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気禀(きひん)の例文をもっと
(7作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
禀
漢検1級
部首:⽰
13画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気禀”のふりがなが多い著者
北村透谷
有島武郎
和辻哲郎
薄田泣菫
吉川英治
国枝史郎