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気当
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きあて
ふりがな文庫
“
気当
(
きあて
)” の例文
後ろから、抜きうちに、
気当
(
きあて
)
、
柄音
(
つかおと
)
、動作、一瞬に
跳
(
と
)
びかかって、斬りさげた。——斬れた、と思ったのであった。だが、庄次郎自身
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、それにも及ばなかったことは、ここを先途と善戦した万太郎が、最後の鋭い
気当
(
きあて
)
と共に、見事相手を倒したのでした。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いきなりその剣風をくらッて、吹ッ飛ばされたかのごとく、あッ——と後ろへ片足立ち、
気当
(
きあて
)
を返して腰の太刀を
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「かッ!」とばかり、目のくらむような
気当
(
きあて
)
と一緒に、
猿臂
(
えんぴ
)
のばしにふりつけてきた
岩砕
(
がんさい
)
の
太刀
(
たち
)
。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気当
(
きあて
)
の一
喝
(
かつ
)
!
対手
(
あいて
)
の耳をつんざいたかと思うと、エエイッ、
襷
(
たすき
)
を切って払ったよう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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面を打つ含み
気当
(
きあて
)
。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高