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民蔵
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たみぞう
ふりがな文庫
“
民蔵
(
たみぞう
)” の例文
よもや、
新参
(
しんざん
)
の
民蔵
(
たみぞう
)
が、その人の一
子
(
し
)
、
民部
(
みんぶ
)
であろうとは、
夢
(
ゆめ
)
にも知らない
梅雪入道
(
ばいせつにゅうどう
)
、おもわず
驚嘆
(
きょうたん
)
の声をもらしてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小幡民部
(
こばたみんぶ
)
の
民蔵
(
たみぞう
)
が、なにをささやいたものか、
梅雪
(
ばいせつ
)
はたちまち慾ぶかいその
相好
(
そうごう
)
をくずして、かれのねがいを聞きとどけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっぽう、
捕手
(
とりて
)
にかこまれて、引ッ立てられた
龍巻
(
たつまき
)
は、この
態
(
てい
)
をみると、あたりの者をはねとばして、
形相
(
ぎょうそう
)
すごく、
民蔵
(
たみぞう
)
のそばへかけよった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
“民”で始まる語句
民
民顕
民衆
民家
民間
民子
民謡
民草
民族
民主主義