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残光
ふりがな文庫
“残光”の読み方と例文
読み方
割合
ざんこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんこう
(逆引き)
波の背に、さっきまでは、入日の
残光
(
ざんこう
)
がきらきらとうつくしくかがやいていたが、今はもう空も雲も海も、
鼠色
(
ねずみいろ
)
の一色にぬりつぶされてしまった。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
入日
(
いりひ
)
の
残光
(
ざんこう
)
が急にうすれて、
夕闇
(
ゆうやみ
)
が
煙色
(
けむりいろ
)
のつばさをひろげて、あたりの山々を包んでいった。と、東の空に、まん丸い月が浮きあがった。
満月
(
まんげつ
)
だ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
僅かに
残光
(
ざんこう
)
が
窓枠
(
まどわく
)
の四角な形を切り出していたが、それも
吸
(
す
)
い
取紙
(
とりがみ
)
で吸い取られるように薄れていった。そして遂に黒インキのような絶対暗黒がやって来た。
キド効果
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
残光(ざんこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“残”で始まる語句
残
残酷
残念
残骸
残余
残虐
残滓
残忍
残喘
残燈