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歯癢
ふりがな文庫
“歯癢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はがゆ
83.3%
はが
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はがゆ
(逆引き)
ビアトレスは眼を閉じて、軽卒にも知らぬ男の電話にかかって、此ような旅館へ監禁された不甲斐なさを、今更のように
歯癢
(
はがゆ
)
く思った。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
左
(
と
)
に
右
(
か
)
く春廼舎の技巧や思想の
歯癢
(
はがゆ
)
さに堪えられなくなった結果が『小説神髄』の疑問の箇処々々に不審紙を
貼
(
は
)
ったのを携えて突然春廼舎の門を叩いた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
歯癢(はがゆ)の例文をもっと
(5作品)
見る
はが
(逆引き)
母親は見ぬ
風
(
ふり
)
をして見落しなく見ておくから、
歯癢
(
はが
)
ゆくてたまらん。老功の者の眼から観れば、年若の者のする事は、総てしだらなく、
手緩
(
てぬ
)
るくて更に
埒
(
らち
)
が明かん。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
歯癢(はが)の例文をもっと
(1作品)
見る
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
癢
漢検1級
部首:⽧
20画
“歯”で始まる語句
歯
歯痒
歯牙
歯噛
歯齦
歯朶
歯軋
歯並
歯咬
歯切
“歯癢”のふりがなが多い著者
松本泰
二葉亭四迷
内田魯庵
島崎藤村