“此膝”の読み方と例文
読み方割合
これ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば我が良人をつと、今此処こゝに戻らせ給ふとも、我れは恥かしさにおもてあかみて此膝これなるふみとりかくすべきか。恥づるは心のましければなり、何かは隠くさん。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
れははづかしさにおもてあかみて此膝これなるふみとりかくすべきか、づるはこゝろやましければなり、なにかはかくさん。
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)