“正真物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうしんもの33.3%
しやうほんもの33.3%
ほんもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
講道館の嘉納治五郎氏は、書画をたのしいが、正真物しやうしんものの書画は値段が張つてとても買へないからといつて、書画代用の妙案を実行してゐる。
主殿頭はそれを見ると、一度に二けんほど後に退しさつた。そして刀に手をかけてきつとなつた。刀は備前の正真物しやうほんものだつたが、刀鍛冶は蝦蟇を斬るために態々わざ/\こしらへたわけでもなかつた。
「中井履軒さんの鑑定書かんていがきがついてゐるさかい、正真物ほんものに相違おまへんて。」