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次男坊
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じなんばう
ふりがな文庫
“
次男坊
(
じなんばう
)” の例文
草鞋
(
わらぢ
)
を
穿
(
は
)
いて
又
(
また
)
地
(
つち
)
に
手
(
て
)
をついて、
次男坊
(
じなんばう
)
の
生命
(
いのち
)
の
扶
(
たす
)
かりまするやうに、ねえ/\、といふて
山
(
やま
)
へ
帰
(
かへ
)
つた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
風流自喜偶歩
(
ふうりうおのづからぐうほをよろこぶ
)
、と
云
(
い
)
ふので、
一六
(
いちろく
)
が
釜日
(
かまび
)
でえす、とそゝり
出
(
で
)
る。
懷中
(
くわいちう
)
には
唐詩選
(
たうしせん
)
を
持參
(
ぢさん
)
の
見當
(
けんたう
)
。
世間
(
せけん
)
では、あれは
次男坊
(
じなんばう
)
と、
敬
(
けい
)
して
遠
(
とほ
)
ざかつて、
御次男
(
ごじなん
)
とさへ
云
(
い
)
ふくらゐ。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“次男”で始まる語句
次男