權能ちから)” の例文
新字:権能
答へて曰ひけるは、われこゝにくだりてほどなきに、ひとりの權能ちからあるもの勝利かち休徴しるしかうむりて來るを見たり 五二—五四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かれら荒ぶる勢ひにあたれば、そこに叫びあり、憂ひあり、歎きあり、また神の權能ちからを誹ることばあり 三四—三六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
導者我に曰ふ、天使の喇叭らつぱひゞくまで彼ふたゝび身を起すことなし、仇なる權能ちから來るとき 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
このきざはしの頂まで汝を導く權能ちからをさして今我汝に請ふ、時到らばわが苦患なやみおもへ。 一四五—一四七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)