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櫓綱
ふりがな文庫
“櫓綱”の読み方と例文
読み方
割合
ろづな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろづな
(逆引き)
一方には柿崎村民が
褌
(
ふんどし
)
を以て
櫓綱
(
ろづな
)
となし大小(刀)
行李
(
こうり
)
などその中にある漁舟の漂着したるを認め、名主に訴え出でたるより、かれこれ自分の客人なりと分明し
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
すわや海上の危機は
逼
(
せま
)
ると
覚
(
おぼ
)
しく、あなたこなたに散在したりし数十の漁船は、
北
(
にぐ
)
るがごとく
漕戻
(
こぎもど
)
しつ。
観音丸
(
かんのんまる
)
にちかづくものは
櫓綱
(
ろづな
)
を
弛
(
ゆる
)
めて、この
異腹
(
いふく
)
の兄弟の前途を
危
(
きづか
)
わしげに
目送
(
もくそう
)
せり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
櫓綱(ろづな)の例文をもっと
(2作品)
見る
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“櫓”で始まる語句
櫓
櫓下
櫓櫂
櫓音
櫓柄
櫓声
櫓臍
櫓韻
櫓拍子
櫓番
“櫓綱”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
泉鏡花