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機山
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きざん
ふりがな文庫
“
機山
(
きざん
)” の例文
聡明
(
そうめい
)
なるそなたにこれ
以上
(
いじょう
)
の
多言
(
たごん
)
は
要
(
よう
)
すまいと思う。
切
(
せつ
)
に、そなたの
反省
(
はんせい
)
をたのむ。そしてそなたが
祖父
(
そふ
)
機山
(
きざん
)
より
以上
(
いじょう
)
な
武士
(
もののふ
)
の
業
(
ぎょう
)
をとげんことを
祈
(
いの
)
る。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やはり郁治や清三と同じく三里の道を朝早く熊谷に
通
(
かよ
)
った
連中
(
れんちゅう
)
の一人だが、そのほんとうの号は
機山
(
きざん
)
といって、町でも
屈指
(
くっし
)
の
青縞商
(
あおじましょう
)
の息子で、
平生
(
へいぜい
)
は
角帯
(
かくおび
)
などをしめて
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
それに、投書家
交際
(
づきあい
)
をすることが好きで、地方文壇の小さな雑誌の主筆とつねに手紙の往復をするので、地方文壇
消息
(
しょうそく
)
には、
武州行田
(
ぶしゅうぎょうだ
)
には石川
機山
(
きざん
)
ありなどとよく書かれてあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
「
機山
(
きざん
)
、卑怯なるぞ」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“機山”で始まる語句
機山大居士
機山大居士信玄