“横口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこくち50.0%
よこぐち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右の下の隅に圖（づ）したるは土瓶形（どびんかた）土器の横口（よこくち）にして。模樣（もよう）は赤色の繪（ゑ）の具（ぐ）を以て畫（ゑが）きたり。右の上の三個は、土器表面（ひやうめん）に在る押紋を其原（もと）に還したるものにして、取（と）りも直さず紐（ひも）細工の裝飾なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) ／ 坪井正五郎(著)
老母が夜具の中から匍（は）い出して何かと横口（よこぐち）を入れる。夫、妻、いずれの方へ味方をしても同じ事、一場の争論に花が咲く。
監獄署の裏 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)