“榊原家”の読み方と例文
読み方割合
さかきばらけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上田、松代、松本の諸藩、榊原家さかきばらけ隊伍たいごにも、これで会うのが二度目だった。——彼はその砂埃りを浴びてれ違うと、急に心が暗くなって、道にも迷う気がして来た。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とき享保きやうほ十年九月七日越後高田の城主じやうしゆ榊原家さかきばらけ郡奉行こほりぶぎやう伊藤いとうはん右衞門公事方吟味役小野寺源兵衞川崎金右衞門其外役所へそろひければ繩付なはつきのまゝ傳吉を引据ひきすゑ訴訟人そしようにん上臺憑司かみだいひようじをも呼出し伊藤はいかめしく白洲しらす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)