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棲居
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すみか
ふりがな文庫
“
棲居
(
すみか
)” の例文
黒衣
(
こくえ
)
が
棲居
(
すみか
)
を立出でしが、
他
(
かれ
)
が言葉を
虚誕
(
いつわり
)
なりとは、月に
粲
(
きら
)
めく
路傍
(
みちのべ
)
の、露ほども
暁得
(
さと
)
らねば、ただ嬉しさに堪えがたく
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
かくて時刻も移りしかば、はや
退
(
まか
)
らんと聴水は、他の獣
們
(
ら
)
に
別
(
わかれ
)
を告げ、金眸が洞を立出でて、
倰僜
(
よろめ
)
く足を
踏〆
(
ふみし
)
め踏〆め、わが
棲居
(
すみか
)
へと
辿
(
たど
)
りゆくに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
「こは意外長坐しぬ、
宥
(
ゆる
)
したまへ」ト会釈しつつ、わが
棲居
(
すみか
)
をさして帰り行く、途すがら例の森陰まで来たりしに、昨日の如く木の上より、矢を射かくるものありしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“棲”で始まる語句
棲
棲家
棲息
棲処
棲所
棲木
棲巣
棲遅
棲息地
棲主