森下もりもと)” の例文
汽車は津幡つばたで下りた。市との間に、もう一つ、森下もりもとと云う町があって、そこへも停車場ステエションが出来るそうな、が、まだその運びに到らぬから、津幡は金沢から富山の方へ最初の駅。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おなじく大學だいがく學生がくせい暑中休暇しよちうきうか歸省きせいして、糠鰊こぬかにしん……やすくて、こくがあつて、したをピリヽと刺戟しげきする、ぬか漬込つけこんだにしん……にしたしんでたのと一所いつしよに、金澤かなざはつて、徒歩とほで、森下もりもと津幡づはた石動いするぎ
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)