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核
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かく
ふりがな文庫
“
核
(
かく
)” の例文
昨年の冬は二
核
(
かく
)
から成る結晶の存在が確められて、従来多年の懸案となっていた三花や四花の結晶の成因がすらすらと解決出来てしまったのであるが、これもよく考えてみると
雪の十勝:――雪の研究の生活――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
樽ロケットが隣りへ動くと、こんどはそこに、まん中に一つの動かない
塊
(
かたまり
)
があり(水素の
核
(
かく
)
よりも十数倍大きい)、そのまわりに八個の小さい球(電子だ)が、ぐるぐるとまわっていた。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さもなくば自己に帰って、客観的には
謙
(
へりくだ
)
ってすべてに顕わるる神を見、主観的には自己を
核
(
かく
)
にして内にも外にも好きな世界を創造すべく努めるか。私は其一を撰ばねばならなくなりました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
平次の問は漸く
核
(
かく
)
心に觸れて行きます。
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
椰子が
其果
(
そのみ
)
の
核
(
かく
)
を
殻皮
(
こくひ
)
の
中
(
なか
)
に
蔵
(
をさ
)
めて
南洋館
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
▼ もっと見る
飛び下りて、雨の中から七八つ白いのを拾った。あまり大きなのではない。小指の
尖
(
さき
)
位なのである。透明、不透明、不透明の
核
(
かく
)
をもった半透明のもある。主人は二つ食った。妻は五六個食った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
核
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
“核”を含む語句
核子
結核
核心
肺結核
腎臓結核
中核
瓜核顔
水素核
結核性
粟粒結核
瓜核
腸結核
肴核
真核
結核菌
脊髄結核
結核症
草乎苅核
陽核子
結核患者
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