“核子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たね60.0%
かくし20.0%
さなこ10.0%
さなご10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それによると、すべて西洋人は汽車のなかで果物を食べる折には、食べ残した核子たねは、一々克明に窓から外へ投げる事にきめてゐる。
得るは稗史はいし野乗やじよう核子かくしなれどここに築地の土佐堀は小鯔いなの多く捕れる処ゆゑ一昨夜も雨上りに北鞘町の大工喜三郎が築地橋の側の処にて漁上とりあげたのは大鯔にて直ぐに寿美屋の料理番が七十五銭に買求め昨朝庖丁した処腹の中から○之助様ふでよりと記した上封うわふうじが出たといふがモウ一字知れたら艶原稿の続きものにでもなりさうな話。
有喜世新聞の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
核子さなこ、塵わら——さかみづき
日本橋附近 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
核子さなご、塵わら。——さかみづき
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)