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村長役
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むらをさやく
ふりがな文庫
“
村長役
(
むらをさやく
)” の例文
喰
(
くふ
)
が如く五體の
膏血
(
かうけつ
)
を
絞
(
しぼ
)
り
蓄
(
たくは
)
へたる金が今思へば我が身の
讐敵
(
あだがたき
)
とは云ものゝ親の
勤
(
つとめ
)
し
村長役
(
むらをさやく
)
を勤なば親々が
未來
(
みらい
)
の悦びと思込しが却て怨みを受る
基
(
もとゐ
)
となり無實の大
難
(
なん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
扨て又傳吉は
倩々
(
つら/\
)
思ふに我が家世々村長成しが父の代より
家
(
いへ
)
衰
(
おとろ
)
へ
田畑
(
たはた
)
も失ひ
剩
(
あまつ
)
さへ
從弟
(
いとこ
)
上臺憑司
(
かみだいひようじ
)
に
村長役
(
むらをさやく
)
を
奪
(
うば
)
はれ今では人々にまで見落さるゝ
口惜
(
くちをし
)
さ是も世の有樣と思ひ十六七の時より
何卒
(
なにとぞ
)
再び家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“村長”で始まる語句
村長