“村主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すぐり66.7%
スグリ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村主すぐりの何某という人が、人も大勢使って家ゆたかにすんでおりましたが、九州に商品を積んで下ったところ、その船が行方不明になってしまい、その後は
「県の何某がのここにあるはまことか」と云うと、鍛冶かじの老人が出て、「この家三とせばかり前までは、村主すぐりの何某という人のにぎわしくて住侍すみはべるが、筑紫つくし商物あきもの積みてくだりし、 ...
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
山門・寺門の関係と、大友村主スグリの本貫であると言ふ辺から、山王を天武、新羅明神を大友皇子と考へた時期も、あつたらしく思はれる。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)